精神の健康を保つ秘訣2009/09/10 10:05

昨今は超ストレス社会で, 或る統計によると, 8 人に 1 人が, 鬱的傾向にあると言われている. 成果主義となり競争の厳しいサラリーマン, 特に 30 - 40 代の中間管理職に, 顕著に見られると言う.

元九州大学医学部名誉教授で日本の心療内科の創始者とも称された, 故池見酉次郎先生の弟子で, 関西医科大学心療内科学教授の中井吉英先生は, "精神の健康を保つ秘訣" として, 次の様な含蓄に富む言葉を述べておられる。

1) いい加減で仕事を止める能力
2) 嫌なことは自然に後回しにする能力
3) 出来たら止めておきたいと思う能力
4) 独りでいられる能力、また二人でいられる能力も必要である
5) 嘘を付く能力
6) いい加減で手をうつ能力、意地にならない能力
7) しなければならない、と言う気持に対抗できる能力

誠実で真面目な人ほど, 鬱病に罹り易い, と言われている. “ケセラセラ”, “為る様にしか為らない”, “Take it easy!” と言った心の在り様を心掛けること, 或いは, “明日出来ることは今日やるな” と時には思い切るくらいの決断が, 超ストレス社会を生き抜く為には, 必要なのだろう.

精神のバランスを保つ意味で, 中井先生のお言葉は一考どころではなく, 二考, 三考の余地がある, と私は思っている. 皆さんは如何思いますか?

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はり・きゅう・マッサージ トミイ
http://www.ne.jp/asahi/shinqma/tommy/index.html

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