「食べること、やめました」 - 1 日青汁 1 杯だけで元気に 13 年 (森 美智代著, マキノ出版) - (Part 3)2010/01/12 20:46

森さんは, 更に不思議な体験と言うか, 超能力とも言える能力を身に付けることになる.

鍼灸院を開く 1 年ほど前, 自宅で, 突然, 自分の手がムズムズして来た. 何故か自分の手が動きたがっていて, 何かを書きたがっていたのだそうだ.

それで鉛筆を持って紙に向うと, 小学校 1 年生が, 字を習う前にする練習の様に, 手がずっと螺旋状の線を描いた. 自分の手なのに変であるが, 自分が動かしているのではなく, 手が勝手に動いたのだと言う.

それから, 「たたたたた....」 とか 「たまたまたま...」 など, 同じ平仮名を連続して書き始めた. これは何だろうと思い, その頃はもう M 先生と知り合っていたので, 平仮名を書いた紙を持参して見て戴くことにした.

すると先生は 「手を貸してご覧なさい」 と言って, 森さんの手を揉み, 「はい, いいですよ」 と離した. その後, 鉛筆を握ると, パーッと手が文章を書き始めたと言う.

これが, 所謂, チャネリング (宇宙や霊界など異なる意識との交信現象) の一種である 「自動書記」 である事を, M 先生が教えて呉れたのである.

自動書記を繰返すようになると, 森さんは M 先生から色々なお話を聞いた事もあり, 自分が 「神様」 と交信しているのだと自覚する様になった. その事で, お世話になった先生がもう一人いるとの事である.

鍼灸学校時代に, 学校で勉強を教わった H 先生がそうだと言う.

その頃には, 自分にオーラが見える事も自覚しており, 森さんは学校の友達にも話していた.

或る時, 友達が 「この鍼灸学校の先生の中で, 誰のオーラが一番綺麗?」と聞くので, 「H 先生がピカイチ」 と答えると, 先生が後で聞いていて 「お前, オーラ見えるのか」 と吃驚された. 「見えます」 と答えると, 「うちの実家に来なさい」 と言うので, 伺うと, H 先生の家は大阪市鶴見区にある神社だった.

H 先生は, 幼少時から神様と話が出来て, 「この家に死人が出る」 「この家に火事がある」 など判っていたそうである.

森さんが自動書記をした紙を H 先生に見せると, 「ここで書いてみなさい」 と言うので, やってみた. すると, パーッと光の風の様なものが来て, 「てっきり邪霊が憑いたかと思ったが, いい神様が降りているらしい. だから残しておく」 と言って呉れたと言う.

いい神様か如何かは, 甲田先生や M 先生にも判る様で, 「いい神様だから大丈夫」 と二人は言ったのである.

因みに, 森さんの話では, 憑いている神様は, その人の心の段階によって決まる様だ. 例えば, 最初は修行していい事を考え, いい神様が憑いていた人でも, お金が沢山入って悪い神様に代わる事もあるのだそうだ.

「だから, 霊能者は心に気を付けないといけない」 と, 森さんは H 先生からアドバイスを受けている.

H 先生は, 離れた所にいる人に 「気」 を送って治す遠隔治療も出来る.

これを行うと, 自分から気が出て行く実感があり, 相手の悪いところから反応が返って来る感じもある. 因みに, H 先生が遠隔治療した不妊症の患者さんは, 少しして, 無事に姙娠されたそうである.

この方法で, 森さんは海外に気を送って治療した事もあると言う. 患者さんの娘さんが仕事でジュネーヴにいて, 高熱があるのに次の日にアフリカに行かないといけないと言うので, 遠隔治療で熱を下げたのだと言う.

(Part 4 に続く)
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はり・きゅう・マッサージ トミイ
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(なお, 診療予約時、「健康小話」 を読んだ, と言って戴いた患者さんは,
初診料が半額になります.)