「元気の源は日本型の食生活から」 - Part (3)2010/06/13 23:23

3) 最近は 「低体温」 の人が急増している事が問題視されている

日本列島は地域や季節によって採れる作物が違い, 冬は大根, 人參, 牛蒡などの根菜類が沢山出回るし, ほうれん草や小松菜なども霜に当って育つ.

一方, 温室で育ったものは形も色も綺麗だが, 露地栽培で霜に当ったチヂミほうれん草は, 葉が厚く, 葉の隅が枯れていたりして, 見た目はよくない. 然し, その根を切って水に浸けるとまるで甦った様に元気な形に戻る.

その食材が本来持っている 「元気」 の力が大事なのであって, それを食べるから 「元気を戴く」 事が可能になる訳である.

食生活を変える事で, 低体温が改善され, 抵抗力も高まるのである.

食事に何が足りないか, 何を摂り過ぎているかなどを計算して知ることは大切だが, 余り数字に拘ることなく, あくまで目安と考えた方がよい.

多くの情報の中からいいものは試してみて, 選択する力を養う事は, それ以上に大切である.

生き物の命を戴く事への感謝, ご飯を作ってくれた人への気持を思い遣り, 真摯な態度で食べる事, そして, 物をむやみに捨てない事は, 人間として当り前に大切な事である.
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はり・きゅう・マッサージ トミイ
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