貝原 益軒の 『養生訓』 を読む (25)2010/10/06 03:01

孫真人 (ソンシンジン) が曰, 修養の五宜あり. 髪は多くけづるに宜し. 手は面にあるに宜し. 歯はしばしばたゝくに宜し. 津 (ツバキ) は常にのむに宜し. 気は常に練るに宜し. 練るとは, さは (= わ) がしからずしてしづかなる也. (巻第二 56)

上記の主旨は, よく髪を梳り, 手を顏面にあてて (マッサージをし), 歯 (と歯茎) も充分に叩いて (マッサージをして) やり, 心静かに穏やかに日々を過せ, と言うことでしょう.

これも実行しようとしたら, 特に難しい事ではない. 朝起き掛けの洗面時に殆ど実行している事でもあるのだから.
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はり・きゅう・マッサージ トミイ
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