続・鎌田 實の 「がんばらない健康法」 - 寒天2011/04/21 02:02

以前, 本欄で紹介した, 鎌田 實先生の 「7 悪 3 善 1 コウモリの法則」 の話の続きである.

食生活上は, 食物繊維を多く摂る事, 具体的には, (緑黄色) 野菜, 豆類, 胡麻, 果物, 芋, 海藻, 寒天等が食物繊維を多く含んでいる.

肉は, 蛋白質は勿論, カルシウムや鉄分も豊富な馬肉が良い.

魚, 特に, 鰯, 秋刀魚, 鯵, 鯖等, EPA (エイコサペンタエン酸) や DHA (ドコサヘキサエン酸) を多く含む魚を毎日でも食べる事が好ましい. 

酢の物の料理を始め, 食物繊維の宝庫で, 免疫力を上げるベータグルカンを含み, 然も低カロリーな茸料理も大いに食べる様にしたい.

また, 抗酸化物質のセサミンを含んでいる胡麻は最高のアンチエイジング (抗加齢) 食材である.

海藻は海の野菜, 大豆は畑の肉と呼ばれている.

昆布はナトリウムを排出し, 血圧を下げる働きを持つカリウムが豊富, 若布やヒジキはカルシウムや鉄分に優れ, 藻ずくは抗癌物質であるセレニウムが含まれている. 海藻の滑り成分であるアルギン酸とフコダインがコレステロールを抑えて血圧を下げる.

大豆に含まれるイソフラボンは, 女性ホルモンと同様, カルシウムの流出を防ぐ重要な働きを持っている.

生姜や唐辛子は新陳代謝を促進するので肥満予防となる.

以上が, 前回, 鎌田先生が勧めておられる食生活であるが, 取分け, 寒天は, 血管を若返らせる食材として推奨しておられるのである.  

寒天は 1 g 当りの食物繊維が非常に多く含まれている.

食物繊維は血糖値の上昇・下降を緩やかにする働きを有している.

また, 胃や腸で吸収されないため, 腹持ちがよく, ダイエットにも繋がる.

その上, 腸内の余分な脂肪を吸収して便とともに体外排出する効果も期待出来るから, と仰っておられる.

「我慢してダイエットするより, 適度に食べて幸せホルモンを分泌させた方が, 結果として人間は長生きできる. 美味しいものを食べ, 一寸食べ過ぎたかな, と思った時は, 寒天を活用するとよい. 寒天は "がんばらない健康法" の最高の味方なんです」 と鎌田先生は仰っている.

糖蜜ときなこ, あるいは, 醤油と卸し生姜などを掛けて食べる豆乳寒天, 寒天のキムチ和え, などあなたのレシピーに加えておいては如何だろうか.

Have a nice day!
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はり・きゅう・マッサージ トミイ
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