米国における拉致事件2011/05/02 02:30

過日, こんな記事が新聞に載っていた.

ニューヨークで, 出生直後に病院から拉致された女性が, 事情を知らされないまま別の家庭で育てられて来た.

が, 本人は, 次第に家庭環境に違和感を強め, 子どもの失踪を纏めたウェブサイトを調べているうちに, 自分と思われる情報を発見した.

実の親と連絡を取り, 拉致から 23 年ぶりに再開後, DNA 鑑定で親子である事が確認されたと言う.

なお, 赤ちゃんを拉致した "育ての親" は逮捕されたとの事.

事実は小説よりも奇なり, とは言うが, なかなかにドラマチックな話である.

それにしても, 出生直後の赤ちゃんの病院からの拉致は, 日本でも稀に起ってはいるが, 米国には, 子どもの失踪に関するウェブサイトが存在しているほど頻繁に起っているのであろうか?

また, 拉致するほど赤ちゃんが欲しかったにしては, 子どもに疑惑を抱かれてしまうほど, 愛情が足りなかったのだろうか?

つい最近だが, 野田聖子国会議員が, 不妊治療により赤ちゃんを出産した, と報じられた.

少子化が社会問題となって久しいが, 一方では, 赤ちゃんが欲しくても子どもに恵まれない多くの夫婦が, 不妊治療で苦しんでいる実態があるのもまた事実である.

中には, 米国にまで行って治療を受けるカップルもいるほどだ.

既に, 本欄で何度か取り上げたが, 鍼灸には, 「子宝の灸」 や 「安産の灸」 などと言う施術もあり, それなりの成果も挙げている.

勿論, 患者さんの状況にもよるが, 不妊治療の一環として検討するだけの価値はあり, 治療に悩んでおられる方は相談して見る事をお薦めする.

Have a nice day!
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はり・きゅう・マッサージ トミイ
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