「よく生きる」 秘訣 (1)2011/10/08 02:13

日野原 重明先生の名前を一度も耳にした事がない, と言う人は恐らくいないのではないだろうか?

1911 年 10 月 4 日に山口県に生まれたと言うから, 今週 100 歳となった訳であるが, 今もって聖路加国際病院の "現役の" 理事長である.

その日野原先生が, 日経の行った 「100 寿記念」 インタビューで, 超ストレス社会と言われている現代社会を, 積極的に生き抜く秘訣について, 次の様にアドバイスしている.

1) 新しいことを創めよう

今, 私は, 朝目覚めると, 真っ先に, アナザーデー (Another Day) が与えられた喜びを感じます.

今日 1 日, やる事があると言う気持ちの張りがありますので, さっと跳び起きて次の行動に移ります.

今日与えられた新しい命に全力で取り組む...それが私の幸福感の源なのです.

私たちは, 完全に健康である, と言う事はありません.

では, 何を以って健康と言うのか.

それは 「健康感」 です. 「自分は健康だなあ」 と想える気持ちが, 健康である, と言う事なのです.

言い換えれば, 「生き甲斐」 を持つと言う事です.

私は 2000 年に, 「新老人」 の会を発足させましたが, この会は, 先ず 75 歳以上の人に入会して貰いました.

その後, 20 歳以上の若い人までも, サポート会員として入会を歓迎しています.

全国各地の支部を講演して回りながら, 私は何時もこう言うのです.

「新しい事を創めましょう」

そんな事が出来る訳がない, と思うかもしれませんが, 例えば, 後藤はつのさんと言う 107 歳の洋画家の方は, 80 歳を過ぎてから絵を創め, 今では個展を開くようになりました.

私も 98 歳から俳句を創めた処です.

創めるのに遅い早いはありません. 新しい事に打ち込む事...それが 「生甲斐」 となるのです.

因みに, 今日 (8 日) の NHK スペシャルで, 100 歳を迎えた日野原先生を追ったドキュメンタリー番組が放送される予定の様です.

日野原先生の 「健康長寿」 の秘訣の一端に触れる事が出来るのではないだろうか? 興味のある方は, 是非ご覧あれ.

Have a nice weekend!
-----------------------------------------------------------
はり・きゅう・マッサージ トミイ
http://www.ne.jp/asahi/shinqma/tommy/index.html
(なお, 診療予約時、「健康小話」 を読んだ, と言って戴いた患者さんは,
初診料が半額になります.)
往診も承っております.
心や身体に関する悩み事など, お気軽にご相談下さい.
E-Mail : tadashi.fukutomi@tcat.ne.jp
English speaking clients are welcomed!
Premium Healing Oil Massage is available!
学割適用始めました!