癌の兆候, 早期に検出2012/01/04 02:27

近い将来, 癌の兆候をかなり早期のうちに発見する事が可能になりそうな技術がこのほど開発された様だ.

開発したのは, 島津製作所で, 同社のノーベル賞受賞者, 田中耕一フェローらが考案した分析技術の感度を 10 - 100 倍に向上させ, 血液や尿の中に糖が結合した蛋白質断片が 1 兆分の 1 グラム含まれていれば検出できると言う.

癌治療の鍵を握る, 超早期診断などに道を開く成果で, 同社では, 5 年後を目処に, 癌診断用機器の実用化を目指すと言う.

体の中には, 糖分や蛋白質の断片が複雑に連なった生体物質が存在し, 健康な状態を維持している.

こうした糖分などのくっつき方が変り, 生体物質が変形すると, 癌の発症などに繋がる事が分っている.

新技術は, 糖分がくっついて変形した蛋白質断片 (糖ペプチド) を高感度に検出して, 病気の発症をかなり初期段階で突き止める事が出来る.

癌発症の極く早期に検出できれば, 摘出手術も簡易化し, 然も, 他臓器へ転移する前の摘出も可能になるだろう.

また, 今よりもっと効果的な新しい治療法も開発されて行くに違いない.

昨今の 「分析技術」 の高精細さには, 全く驚くばかりである.

Have a nice day!
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はり・きゅう・マッサージ トミイ
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