健康小話

年末の大晦日の夜, ｵｳﾑ真理教の元幹部で, 特別指名手配を受けていた平田 信が, 17 年に及ぶ逃亡生活の末に, 丸の内警察署に出頭した.

平田は最初, 捜査本部の置かれている大崎警察署を訪れたが入口が分らず, 次に訪れた警視庁本部では門前払いを喰ったと言う.

漸く逮捕に至った丸の内警察署においても, 玄関前に居た警察官に 「ｵｳﾑの平田です」 と名乗ったものの, 最初は 「嘘だろう」 と相手にさえされなかったらしい.

近年は, 全般に公務員としての規律と言うか, 箍 (ﾀｶﾞ) が緩んで来ているのではないか? と些か心配に思うのは私だけだろうか?

特に, 国民の安全を守るべき警察がこんな状況では甚だ心許無い様に思うのである.

ｵｳﾑ真理教関連の事件と疑われる, 当時の国松警察庁長官狙撃事件も, 初動捜査の拙さもあって, 未だに未解決のままだ.

何年か前には, 防衛庁のｼ事務次官の汚職事件があった. また, 検察庁の検察官の証拠改竄事件も 「公僕」 としての理念が微塵も感じられなかった.

公務員としての理念が失われてしまっている様に思えるのが, 先ず, 第一点.

次に職業意識と言うか, ﾌﾟﾛ意識が希薄に思われる事である.

特に, 犯罪捜査においては, 初動捜査が犯人逮捕には極めて重要である.

これだけ, 最新の科学技術を駆使した捜査手法が発達していながら, 犯人逮捕に結びついていない 「未解決事件」 が近年目だって来ているのは, 捜査における初動体制に問題があるのではないか?

人間教育は言うまでもなく, 警察官としての基本教育も徹底して行われているのか? 今一度, 教育ｼｽﾃﾑの見直しが必要だろう.

私は鍼灸師であるが, 難しい症例の患者さんの治療などで壁に突き当ったりした場合は, 一度は, 必ず, 「古典に帰る」 事を旨としている.

本ﾌﾞﾛｸﾞの第 1 回目に紹介した 「黄帝内径 (ｺｳﾃｲﾀﾞｲｹｲ)」 には何と書いてあったか? そこに立ち戻ってみる様に心掛けている.

勿論, それで何時も解決に至るとは限らないが, 自分の考え方に誤りがないか如何か, 基本に立ち帰る事で, 自らを省みるﾋﾝﾄを得る事が出来るのである.

Have a nice weekend!
---------------------------------------------------------
はり・きゅう・ﾏｯｻｰｼﾞ トミイ
http://www.ne.jp/asahi/shinqma/tommy/index.html
(なお, 診療予約時、「健康小話」 を読んだ, と言って戴いた患者さんは,
初診料が半額になります.)
往診も承っております.
心や身体に関する悩み事など, お気軽にご相談下さい.
E-Mail : tadashi.fukutomi@tcat.ne.jp
English speaking clients are welcomed!
Premium Healing Oil Massage is available!
学割適用始めました!