血管ほぐし健康法 (2)2012/02/26 03:06

井上先生自身, 鍼を打つ事もあり, 「鍼でツボを刺激すると, 血管壁で NO (一酸化窒素) がつくられて, 血流が促進される」 事を実証されているそうである.

そこで, 「血管ほぐし健康法」 の実践であるが, 最も肝腎なのは, 「自分で行う」 ことなのだ, と言う.

その訳は, 「他人にやって貰うと, 確かに気持ちはいいけれども, その時に刺激を受けるのは, 主に, 局所の知覚神経のみである.

然るに, 自分の手で行うと, 手の運動神経も働き, 脳が同時に活性化される効果を伴うから」 である.

脳は, 手を動かすために 3 割, 頚から上を動かすのに 3 割の神経細胞を使う, とされているので, 自分の手で, 顏など, 頚から上を刺激してやると, 脳の 6 割の神経細胞を活性化させることになる.

即ち, 脳の 6 割の動脈も活動し, 脳卒中になり難い, しなやかな動脈を維持する事が可能になる.

そのほぐしの方法は, 手や指で皮膚を骨に圧し付けながら, 前後左右に扱いて, 動脈, 静脈, リンパを刺激するのである.

要領は, 按摩をする時と略同じである.

圧す力の具合は, 所謂, 「イタキモ」, 詰り, "痛いような, でも, 気持ちいいような" 程度の力加減とするのがコツである.

アンチエイジングとして, 特に, 女性の間には, 人工的にシワを切り取ったり, 突っ張ったりして "見た目" だけでも若々しくしたい, と考えている人も少なくない様である.

けれども, そんな事をした処で, 所詮 身体の中身は何も変ってはいない訳である.

それよりも, この 「血管ほぐし健康法」 で, 血管をほぐしてやり, 活性酸素のバランスを整えてやる事で, 血管はしなやかになり, 新陳代謝が活発になり, 老化速度を遅らせる事が可能になる, と井上先生は仰るのである.

Have a nice weekend!
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はり・きゅう・マッサージ トミイ
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