熟年離婚, 米国で急増中!!2012/06/08 02:25

最近, 日経に興味ある記事が掲載されていた. 米国で熟年離婚が急増していると言うのである.

ここ約 20 年で米国の離婚率は微減しているものの, 50 歳以上でみると "倍増" している.

その一方で, 専用出会い系サイトが活況を呈しているとの事.

職場から退き, 人生の終盤を見据えるベビーブーマー世代が, 「残りの人生を悔いなく」 と急ハンドルを切っている様だ.

オハイオ州にあるボウリング・グリーン州立大学のスーザン・ブラウン教授によると, 50 歳以上の離婚率 (既婚者 1000 人当りの離婚者数) は, 1990 年の 4.7 から 2009 年の 9.7 と倍増している由.

09 年に 60 万人だった 50 歳以上の離婚者数は, ベビーブーマーの離婚増で 「30 年に 81 万人になる」 と言う.

因みに, 昨年の日本の離婚件数は, 厚労省によると, 全体でも 23 万 5 千組である.

今年 48 - 66 歳のベビーブーマー (46 年から 64 年生まれ) が離婚に走る理由は何か?

シカゴ大学のリンダ・ウエイト教授は 「伝統的な男女関係を覆すセックス革命の時代を生きたブーマー世代は離婚に肯定的」 と指摘していると言う.

ベトナム反戦運動など社会変革を起こしたブーマー世代は, 自己充実への希求度が高いと考えられている.

即ち, 「老後を妥協で過ごすなんて真っ平」 という事の様だ.

処で, 離婚したブーマーは, 専用出会いサイトに押し寄せていると言う.

50 歳以上が対象の 「アワータイム・ドット・コム」 は昨年 5 月に開業したばかりだが, 驚くなかれ, 会員数は昨年末に 250 万人を超えたとの事.

手数料は週平均 5 ドルという割安感からか, 今でも 1 日に 1 万人近い入会申し込みがあり成長を続けていると言う.

同社のジョッシュ・マイヤース最高経営責任者 (CEO) によると, 「米国の出会いサイト利用者をみると, ベビーブーマーが他世代の 2 倍の勢いで伸びており, 当社の業績は絶好調」 との事.

事実, 短期間で米国の出会いサイト第 3 位に育っているらしい.

マイヤース氏によると, 週 1 千のカップルが誕生するアワータイムだが, 会員は再婚を希望しないという.

子どもがいる会員は 74%, 結婚経験者が 77%. 気楽な一人暮しを守りたいが, 人生のパートナーは欲しい, との事.

ブラウン教授は 「将来, 経済的に不安定な独居老人が増え, 政府負担が大きくなる」 と危惧するが, 個人主義のブーマーの耳には届いていない様だ.

幸か不幸か, 我が国でも, どうやらこうした傾向が現れ始めている様に思われる.

とは言え, 若者の非婚化傾向の方が, 社会的には深刻な問題ではあるのだが....

Have a nice day!
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