連れ合いと一つのベッドに寝ると... (2)2012/11/29 02:21

またベッドを共有する事で, 免疫や炎症に関係する "サイトカイン" の分泌が抑えられ, 所謂 「ラブホルモン」 とも呼ばれる "オキシトシン" の分泌が促される可能性もあると言う.

オキシトシンは不安感を和らげる働きを持つもので, 睡眠と覚醒を司る脳の部位から分泌される.

たとえ一緒に寝る事で寝返りが増えても, 「夜一緒に寝る事で得られる精神的な利点は, "マイナス" に打ち勝つ」 とトロクセル氏は指摘している.

一例を挙げると, ピーター・B・エリスさん (49) に必要な睡眠時間は 6 時間で, 就寝時間は夜中の 12 時. 一方, 妻のナンシーさん (42) は 8 時間の睡眠が必要で, 10 時には寝たい.

ナンシーさんはテレビ番組や映画の脚本家で, 今は 2 歳の息子と家にいる.

一方, 夫のピーターさんは映画の編集者だ.

何年もナンシーさんは夫のスケジュールに合わせようとした. 然し 「寝不足になって怒りっぽくなった」 とナンシーさんは言う. 「よくケンカをするようになり, 二人の間に距離ができた」 という.

ピーターさんは, なぜ自分より長い睡眠時間が必要な人がいるのか理解できなかったという. 「私は彼女が怠けているのだと思った」 と言う.

処が 2008 年に睡眠時無呼吸症だと診断されてから, 必要な睡眠時間の違いについて理解するようになったという.

ピーターさんは手術を受け, 午後に疲れを感じる事がなくなったのである.

その後, 2009 年に息子が誕生するなど, 夫妻は就寝時間を互いに調整し, 問題解決を遂げたのである.

今, ロサンゼルス在住の夫妻は 12 時と 10 時の就寝時間を数日ずつ繰り返すようにしている.

就寝時間がずれてしまう時は, ナンシーさんは睡眠薬を服用し, ピーターさんがベッドに入る時に目覚めないようにする.

朝は大抵ピーターさんが 3 人の子どもたちと一緒に起き, ナンシーさんは起きないとの事.

Have a nice day!
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