晴れてよし 曇りてもよし 富士の山 (3)2012/12/05 03:13

師走選挙と言うのは, 現行憲法下では 5 度目, 直近では 1983 年の中曽根内閣以来, 29 年振りになるそうである.

その時は, 田中 角栄元首相に一審で有罪判決がでた直後の選挙だった.

作家の野坂 昭如が 「金の力に対して言葉で闘う」 として, 田中元首相の当時のお膝元, 新潟 3 区から立候補した.

残念乍ら, 一矢を報いる事は出来なかったけれども...

然し, その野坂 昭如は, 現在, 脳梗塞で倒れてリハビリ中との事だが, 相変らず意気軒昂で落ち込んだりはしていない様だ.

月刊誌に毎月掲載している日記風コラムで 「第三極だか第四極だか知らないが, 何れも手札も政策もはっきりせず. てんでんばらばらのまま, 数合わせに浮足立つ」 と一刀両断にしているとの事. (4 日付日経朝刊 「春秋」)

かつて, 「中村 彰彦 著 『名君の碑』 (文春文庫)」 と題して紹介したが, 山岡 鉄舟は, 会津藩主, 保科 正行とはまたタイプの異なる "偉人" と言えよう.

来年の NHK の大河ドラマ 「八重の桜」 は, 新島 八重が主人公だと言う.

彼女は, 逸話が多く, とかく, 悪妻, 鵺, 烈婦などと評されもし, 誤解を受けやすい女性だった様だが, 一般的には, 同志社大学を設立した新島 襄の妻として知られている.

皇族以外の女性として, 初めて政府より叙勲を受けた事からも, 大和撫子の鑑となる女性であった事は容易に推測できる.

ドラマでは, その実像をきちんと描いて欲しいものである.

同じく, 本ブログの表題に採り上げた 「ならぬことはならぬものです」 と言う会津藩の訓えのもと, 会津の女として育てられた新島 八重の生き方を通して, 新党乱立に狂奔する政界を眺めてみると, 新たな視点を与えてくれるかもしれない.

Have a nice day!
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