皮膚温めて, しわ予防!?2013/02/16 03:55

この程, 慶応大学薬学部の水島 徹教授らの研究チームは, 「皮膚をお湯で温めると, 細胞を保護する蛋白質が増え, 紫外線による皺 (シワ) を防げる」 事を, マウスの実験で確認している.

同研究チームは, 「人も紫外線を浴びる前に, 蒸しタオルなどで肌を温めると, 皺を防ぐ事が出来るかも知れない」 とし, 人での実験も計画している様だ.

同チームは, マウスの背中をお湯に 5 分間浸けた後, 徐々に量を増やしながら, 最大で真夏の日差しに相当する様な紫外線を計 5 分間, 当てる実験を, 週 3 回, 10 週間続けたと言う.

体温とほぼ同じ 37 度のお湯を使うと, はっきりとした皺ができたが, 42 度のお湯では, 熱のストレスに応じて細胞の中で作られる HSP という蛋白質が増え, 皺は殆どできなかった.

また, 遺伝子を操作して, 熱によるストレスがなくても HSP を作るようにしたマウスでも, 皺が出来難かった.との事

入浴は, 須らく, 40 ℃前後の温めの温度が良いとされるが, 顏の皺を初め, お肌の曲がり角を気にする女性は, 少し熱め (42 ℃前後) のお湯に入った方が効果的なのかもしれない.

処で, 昨今は 「美容鍼」 が女性の間で人気の様だ.

頬のリフトアップや, 下あごをシャープにし, 皺や浮腫みを取り小顔にし, ホルモンのバランスを整え, 便秘を治して美肌をゲット...などの効果が狙いの様だ.

けれども, 鍼灸を初めとする東洋医学は, その人が持って生まれた 「生命力 (免疫力)」 を高めてやる事が基本にあるので, もともとその様な効果はあったのである.

何故なら, 健康であることがそもそも 「美」 の前提でもあるのだから.

Have a nice weekend!
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