(1283) 赤ちゃんの胎内記憶2013/08/30 04:03

本ブログでは, 「胎教と気玉」 ほかで, 何度か胎教に関して紹介して来ている.

池川クリニック院長の池川 明先生は, 一部の人たちからは 「池川教」 とも称されているが, 講演会などで, 赤ちゃんの体内記憶について啓蒙活動を行っている産婦人科医である.

『おぼえているよ. ママのおなかにいたときのことを』, 『子どもは親を選んで生まれてくる』 など, 著書も多い.

池川先生が情報発信をする様になったのは 15 年ほど前に遡るが, その当時はまだまだ理解者が少なかったと言う.

昨今は, お産をするお母さんの 7 割ほどが, 「赤ちゃんにはお腹の中にいた頃の記憶がある」 ことを理解する様になっていると言う.

そこで真偽を確認すべく, 或る時, 先生は, 諏訪市と塩尻市の総ての公立保育園でアンケート調査を実施したのである.

1620 件の回答を得たが, 何れの市でも, おなかの中の記憶を持つ子が 30%, 誕生した時の記憶を持つ子が 20% もいることが分ったと言う.

その後も興味を持ったいくつかの IT 企業が独自調査を実施したが, 同様の結果が得られているとの事.

その記憶と言うのは, 「暗くて, プカプカしてて, 気持ちよかった」, 「温かくて柔らかだった」 と言った胎内の様子や, 「丸くなって入ってたの」, 「毎日ずっとねんねしてた」, 「ダンスして, キックして, クルンってまわったりした」 と言った内容のものであったらしい.

また, 中には, 「パパがオヘソをツンツンしてきたんだよ」, 「お父さんとお母さんがケンカをしてた」 と言った外の様子や, 「暗いトンネルをくぐってきたんだよ」 と出産時の記憶を語る子もいると言う.

池川先生は次の様にも言っている.

「お母さんの気持ちも総て伝わるようで, 妊娠中に夫婦の諍いなどでネガティブな精神状態でいると, 『冷たかった』, 『寂しかった』 などと言う子もあります.

母親の食べたものに対する好き嫌いについても語りますし, たばこやお酒はダメな様です.」

体内記憶については, 科学的に証明する事が困難ではあるが, 『胎教と気玉』 でも述べた様に, 妊娠期間中の母親の "心の在り様" が, 生まれてくる赤ちゃんの心身に多大な影響を与えている事は間違いない様である.

本日のカット写真提供 : 下平 宏 氏 (カワセミ・シリーズ)

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