(1528) ALS 治療薬開発に道2014/05/02 04:25

ALS (筋萎縮側索硬化症) は, 全身の筋肉が徐々に衰え, 発症すると, 数年で自発呼吸も出来なくなるため, 人工呼吸器を必要とするなど, 日常生活が極めて困難に陥ってしまう難病である.

けれども, これまでの処, 有効な治療法が確立してはいない.

然るに, 京都府立医科大学の徳田 隆彦教授と京都工芸繊維大学の山口 政光教授らは, この程, ハエの実験を通じて, 治療薬開発に繋がる可能性を有する物質を発見したと言う.

実験では, 遺伝子を操作して ALS に似た症状を持つハエを作った.

ハエは運動能力が低下したが, 細胞内でエネルギーを生む蛋白質を大量に作るハエと交配させると, その子供は運動能力が回復したのである.

人間もこの蛋白質に似た物質を体内で作る事が判っており, その物質の分泌量を増やす薬を作れば, ALS の症状を回復できる可能性がある訳だ.

新薬開発まで, まだまだ道は遠いが, そのプロセスの一端が見えて来た訳で, 研究の今後の進展が楽しみである.

Have a nice day!
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