(1639) 攻撃性抑える脳内ホルモン2014/08/21 02:49

この程, 早稲田大の筒井 和義教授らの研究グループは, 「オスの攻撃性を抑制する脳内ホルモン」 をウズラを使った実験で突き止めている.

この脳内ホルモンの作用で, 男性ホルモンが女性ホルモンに変り, 大人しくなると言う.

動物の中でもウズラのオスは攻撃性が高く, 同じ籠に入れた仲間を突いて殺してしまう事がある.

薬剤を使って, 生殖器の発達を抑える脳内ホルモン 「GnIH」 を作り難くすると, 盛んに威嚇したり突いたり攻撃的になった.

そこで, GnIH を注射して補うと, 大人しくなったらしい.

GnIH は脳内で男性ホルモンを女性ホルモンに変化させる事を促していたのである.

メスは, 卵巣で大量に作った女性ホルモンを脳に運ぶため攻撃性が低いと考えられる.

一方, オスは, 精巣で作った男性ホルモンが脳の中で少しだけしか女性ホルモンに変らない為, メスに比べて攻撃性が高い, と筒井教授は分析している.

今後, 鳥類よりもヒトに近い哺乳類のマウスで, 同じ仕組みがあるか如何かを調べる計画との由.

人間にも, 男性的と言うか, 攻撃的な性格の人がいるが, この種のホルモンが働いているものなのか興味ある処である.

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