(1642) 沢山歩いたら商品券2014/08/24 03:47

先日のニュースで, 横浜市は, 20 日, 沢山歩いた市民に抽選で 3 千円相当の商品券をプレゼントする事業を 11 月に始めると発表した事を報道していた.

凸版印刷, オムロンヘルスケアと共同で取り組むとの事.

参加者に歩数計を提供し, 2000 歩 = 1 ポイントとして, 200 ポイント以上を貯めた市民が抽選に参加出来る.

気軽に健康づくりをして貰い, "医療費の抑制に繋げる" 事がその趣旨だと言う.

「よこはまウォーキングポイント事業」 の名称で展開する由.

凸版印刷が事業の管理・運営を, オムロンヘルスケアが歩数計の提供などを担う.

40 歳以上の市民を対象に, 9 月 1 日から参加申し込みを受け付ける. 2014 年度は 5 万人の参加を見込み, 17 年度までに 30 万人に増やす計画の様だ.

商店街などの協力店に設ける専用読み取り機に歩数計をかざすと, 歩いた分がポイントとして記録される.

また, パソコンやスマートフォン (スマホ) で歩数記録や順位も確認出来る.

歩数計は無料だが, 参加者は送料として 630 円を負担する必要がある. 抽選会は 3 カ月に 1 回実施し, 初年度は 1 回当り 500 人分の商品券を用意する.

市内のそごう横浜店, 高島屋横浜店, 京急百貨店は同事業に連動した販売促進を予定.

例えば, スニーカーなどを取り入れた運動し易い服装での通勤スタイルを提案したり, 事業を PR したりすると言う.

ここ 2, 3 日, 私が接した何人かの患者さんが, 話題にしていた事からすると, このプロジェクトに興味を持たれた方は少ないと考えられる.

地方自治体にとって, 所謂, 医療費の抑制は喫緊の課題の一つであるが, 確かに 「健康長寿」 を目指す具体策として面白い取組である様に思う.

「適度の有酸素運動」 と 「バランスの取れた食生活」 はその基本であるが, 老若男女誰でもが手軽に出来る 「ウォーキング」 はそのトップに挙げられる策で, こうした形で "動機付け" をするのは確かに一案と考えられる.

我が坂戸市でも検討してみては如何だろうか?

Have a nice weekend!
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