(1728) 妊婦や子どもは, エビやタラを!2014/11/18 03:30

先日, 米食品医薬品局 (FDA) は, 妊婦や子どもに対し, 水銀の含有量が少ないエビやタラなどの魚介類を, 1 週間に 227 - 340 グラム (2 - 3 食分相当) の範囲で摂取するよう勧告している.

魚に含まれる水銀が健康に及ぼす影響への懸念から, FDA は 2004 年の勧告で魚介類の摂取上限を示したが, 今回初めて下限を示して魚を一定量以上食べるよう勧告を改めたのである.

FDA は 「魚の適量の摂取が子どもの成長に良い事が科学的に示されたため」 と言うのが, その理由の様だ.

米国人の魚の摂取量は, 日本人の半分程度と考えられている.

FDA によると, 前回の勧告以来, 女性が妊娠中に魚を食べなくなったり, 親が子どもに食べさせるのを避けたりする傾向が強まっていたと言う.

今回も 04 年と同様, 妊婦や子どもはビンナガマグロやメカジキなど水銀含有量が多い魚を避けるよう勧告しているものの, 一方では, エビやタラ, サケ, ツナ缶などは含まれる水銀が少なく, 健康上の利益が大きいとして, 多くの種類を偏らずに食べるよう推奨している.

厚生労働省は, 日本の妊婦の魚介類の摂取について, 「胎児への影響が懸念される状況ではない」 とした上で, 水銀が多いマグロなどを極端に食べ過ぎない様摂取量の目安を示している.

通常, それだけを食べ続けると言う食生活を送っている人は, 先ずいないであろうから余り懸念する事はない筈で, 要は, もっと食べなさいとアドバイスしているのだ.

食はバランスが肝要なのである.

Have a nice day!
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