(1756) 記憶にも関与するインスリン2014/12/16 03:33

ご承知の様に, インスリンは, 膵臓に存在するランゲルハンス島 (膵島) の β 細胞から分泌されるペプチドホルモンの一種で, 血糖値の恒常性維持に重要な役割を担っている.

血糖値を低下させるため, 糖尿病の治療に用いられている事も周知の事実である.

インスリンの分泌は血糖値の上昇に依存している.

そのインスリンが, 記憶や学習の仕組みにも関与しているメカニズムを, この程, 東京大学の飯野 雄一教授らが, 線虫を用いた実験で解明したのである.

インスリンを受け取る蛋白質が情報伝達を担うシナプス領域に運ばれ, 機能を高めていた事が確認されたと言う.

実験では, 体長約 1 ミリの線虫 「C・エレガンス」 を用いているが, 線虫を構成する約 1000 個の細胞のうち, 3 割が神経細胞で, 細胞間の働きを観察するモデルとなるかららしい.

線虫は餌を得られず飢餓状態になると, それを記憶する.

この時に脳の神経細胞にあるインスリンが関わる事が知られていたが, 詳しい仕組みは分っていなかったと言う.

研究チームは, インスリンを受け取る蛋白質に大小 2 つのタイプがある事を見付けた.

大きい蛋白質はシナプス領域に運ばれ, 「PI3 キナーゼ」 という蛋白質の働きを強めて飢餓の記憶を促していたとの事.

人間にもインスリンを受け取る蛋白質が大小 2 つある事から, 認知症などが起きる仕組みの解明にも繋がると期待している由だが, 是非そうなる事を期待したい.

認知症は何れ誰もが通る道だ.

Have a nice day!
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