(1815) 長寿遺伝子で認知症予防2015/02/13 02:04

国立循環器病研究センター (大阪府吹田市) によると, 長寿遺伝子とされる 「サーチュイン」 の働きを強めると, 脳梗塞による認知症を防げると言う.

名古屋大, 京都大などとの共同研究チームが, マウスを使った研究で明らかにしている.

センターの猪原 匡史脳神経内科医長によると, 脳梗塞が原因の認知症は, 糖尿病の増加や食生活の欧米化で増える傾向にあり, 新たな治療法の開発に繋げたい由.

チームは, 特有の酵素を作り出す長寿遺伝子サーチュインに注目し, マウスの首の動脈を狭める処置をして実験した.

脳内のサーチュイン酵素の量が増える様に遺伝子操作したマウスは, 脳の血流が 90% 以上維持されたが, 遺伝子操作しなかったマウスは一時約 70% まで血流が減ったらしい.

また, 酵素は別の物質に作用して, 血管を拡張している事も突き止めたと言う.

迷路を抜け出すテストをすると, 脳血流が減ったマウスは間違いが多く認知機能が低下していた.

一方, サーチュイン酵素の量を増やしたマウスは認知機能が正常に保たれていたのである.

センターは, 近々, サーチュイン酵素の働きを強めるとされるポリフェノール 「レスベラトロール」 を, 頸動脈が狭くなった患者 30 人に 1 年間投与し, 効果を調べる臨床研究を開始する.

この様な研究成果を目にすると, 晩酌には (赤) ワインに限るのかも知れない, とも思えて来る.

Have a nice day!
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