(1884) 高分子微粒子で糖尿病を簡易診断2015/04/23 02:39

東京理科大学の菊池 明彦教授らは, 高分子化合物で出来た直径 900 ナノメートルの微粒子を糖尿病の簡易診断に使う技術を考案している.

通常は温めると塊になる微粒子が, 糖分の多い血液に触れると固まらなくなる性質を利用すると言う.

途上国の医療現場で, 血糖値が高いか如何かを直ぐに見極める用途を目指し, 他大学の医学部や企業との共同研究により, 10 年以内を目処に実用化する計画の様だ.

セ氏 40 度を超えると寄せ集まる高分子化合物の微粒子の表面に, 糖と結合し易いボロン酸を付加する.

糖がボロン酸にくっつくと表面の親水性が向上するが, 一定以上の糖濃度に達すると, 温度を上げても微粒子がバラバラのままで糖濃度の程度が分るらしい.

微粒子の表面にある高分子化合物の量を調節すれば, 微粒子の変化を目で確認出来る様になると言う.

今後は検出出来る糖の濃度を自由に設定出来る様にする計画の様だ.

糖尿病は現代病で, 早期発見が可能になれば, 糖尿病の管理もより容易になって来るだろう.

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