(1908) 記憶力低下防止, 訓練の効果予測2015/05/17 01:59

国際電気通信基礎技術研究所 (ATR) によると, 電話番号などを一時的に覚える 「作業記憶」 と呼ぶ能力を訓練すると, どれだけ効果が得られるかを, 事前に予測する技術を開発している.

機能的磁気共鳴画像装置 (fMRI) と呼ぶ装置を使い, 5 分間安静にしている時の脳活動を調べて判定するらしい.

通常, 作業記憶は, 加齢や精神疾患などで低下し易い.

然るに, 新技術を活用する事で, 記憶力が衰える仕組みを解明出来る可能性があると言う.

また, 記憶力の低下を防いだり, 回復させたりする手法の開発にも繋がると見ている.

実験では 17 人の参加者を対象に, 脳の各部位の活動がどの程度活発かを fMRI で調べ, その後, 参加者に文字を覚える訓練を実施している.

その結果, 脳活動の特徴から, 訓練で成績がどの程度上がるかを 73% の精度で予測出来たと言う.

従来, 訓練による成績向上は個人差が大きい事で知られている.

研究が更に進展し, 記憶力低下防止のノウハウが開発出来ると, 認知症の治療にも寄与出来るのではないかと思う.

Have a nice weekend!
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