(1967) 脳梗塞, マウスで再現2015/07/15 02:26

国立循環器病研究センターは, 寝たきりなどに繋がる脳梗塞の症状を再現出来るマウスの開発に成功している.

同様のマウスは, 従来から多く存在してはいたものの, 新マウスなら人で発症する脳梗塞に, より近い状態を再現出来ると言う.

新たな治療薬の開発などに繋がる成果と言える.

開発したモデルマウスは, 脳の内部にある 「白質」 という部分の血管が詰まり脳梗塞の状態になるが, 人の脳梗塞の場合も同じ仕組みによって発症するケースが多いと言う.

なお, 発症後のマウスで, 運動機能や記憶力が通常より低下している事も確認出来ている由である.

何れにせよ, 後遺症による片麻痩で不自由な生活を余儀なくされている患者さんの救いとなる事を期待したい.

特に, 高ストレス社会の昨今は, 働き盛りとも言える年代の脳梗塞が多くなっており, 片麻痩を余儀なくされた患者さんの悩みは深刻なものがある.

Have a nice day!
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