(2097) 遺伝子注射で難聴改善2015/11/22 01:48

遺伝性難聴のマウスの内耳に遺伝子を入れ, 聴力を改善させる事に成功した, と順天堂大などのチームが発表している.

同大の池田 勝久教授 (耳鼻咽喉科) は 「遺伝性難聴の根本的治療法の開発に繋がると期待出来る」 とコメントしている.

チームは難聴の原因遺伝子のうち, 最も患者の多い 「GJB 2」 という遺伝子に着目したと言う.

この遺伝子が変異したマウスは, 内耳で音を感じるセンサーの役割をする 「コルチ器」 という器官が形成されない事を発見したのである.

そこで遺伝子を変異させたマウスが生まれた直後, 内耳に GJB 2 遺伝子を注射した.

10 - 12 週間後に音を聞かせて脳波を調べると, 注射しないマウスと比べ, 最大 4 割ほど小さい音でも聞き取れる様になり, コルチ器も形成出来ていたと言う.

Have a nice weekend!
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