(2185) 地場野菜使った和菓子2016/02/18 02:38

以前, 我が街坂戸市にある女子栄養大学の 「葉酸プロジェクト」 について紹介した事があるが, 同大学は地域貢献を一つの活動目標に掲げている.

同大学は, 今度は、埼玉県富士見市や市内の和菓子店と協力し地元の野菜を使った和菓子を開発している.

ジャムやクリームチーズを使うなど, 洋菓子風味なのが特徴で, ホウレンソウやトマトを使った饅頭, どら焼きなど 3 種類を市内で販売を開始している.

学生のアイデアを取り入れ, 農産品の知名度向上に繋げる取り組みである.

考案したのは栄養学部食文化栄養学科の浅尾 貴子助教のゼミ生 8 人. 何れも 3 年生で, ほぼ初めての商品開発だと言う.

2015 年夏に富士見市から和菓子開発の依頼を受け, 検討を開始.

市内の農産物を調べたり, 農家を訪問するなど調査を実施した.

その後議論を重ね, 洋菓子の良い処を組み合わせた 「ハイブリッド和菓子」 と言うコンセプトを練り上げた.

商品化には試行錯誤を重ねた様だ.

野菜は水分が多く, 和菓子には向かない食材もある為だ.

例えば, カブ. 饅頭や寒天を試作したが, 水っぽいのに加え, 色も白く 「インパクトがなかった」 (浅尾助教).

結果, 色鮮やかで味に特徴があるイチゴ, ホウレンソウ, トマトを選んだ.

どら焼きはホウレンソウを練り込んだ生地で, トマトのジャムやクリームチーズを挟んだ.

富士見市の双子のキャラクターを模した 「ふわっぴー饅頭」 はイチゴ餡とトマト餡を包んだ他, ホウレンソウのスポンジの和風ロールにもトマト餡を巻いた.

価格は 140 - 200 円程度を設定している.

昨年末から市内の和菓子店 3 店や直売所などの店頭に並んでおり, 売り上げは順調と言う.

市の担当者も 「地場の野菜の地産地消や PR に一役買っている」 と話している由.

Have a nice day!
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