(2332) 熱中症予防、こまめに水分を2016/07/15 02:47

梅雨が終ってしまったのかと思われる程の酷暑が連日続いている.

今年は猛暑と予想されているので、熱中症には特に, 充分に注意しなければならないだろう.

但し, 一度に大量の水分を摂っても, 吸収できる量は決まっている為, "こまめに" 飲む事が肝腎である.

環境条件によっても変化するが, 運動中は 15 - 20 分毎に 200 - 250
ミリリットルの水分摂取休憩を取ると, 体温の上昇が抑えられると言う.

因みに, 運動中の水分は 5 - 10℃ の冷たいものが適している.

冷たい水分は深部体温を下げる.

また, 胃にとどまる時間が短い為, 小腸に素早く到達して吸収される為だ.

女子栄養大学栄養生理学研究室の上西 一弘教授は 「乳幼児と高齢者は特に注意が必要」 とアドバイスしている.

体内の水分の絶対量が少なく, かつ割合は大きく, 代謝が活発な乳幼児は, 暑い中で汗や蒸発によって水分が失われると容易に脱水症状を起こすからだ.

また 「高齢者は体内の水分量が少ない上, 喉の渇きを自覚し難いので, 喉が渇いていなくても積極的に水を飲む必要がある」 (上西教授) と言う (「熱中症予防のために知っておきたい 『水』 と 『汗』 の秘密」 より).

本日のカット写真提供 : 下平 宏 氏 (コウノトリ ⑥ 飛立つ)

Have a nice day!
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