(2340) エゴマ成分, 肝癌抑制2016/07/23 03:22

エゴマに含まれる成分が非アルコール性脂肪肝炎 (NASH) や, それに伴う肝細胞の癌化を抑制する事を, 名古屋市立大の研究グループがラットの実験で発見している.

NASH の発症や進行は, 老化などに伴う肝細胞の酸化が関わっている事が分っており, 研究グループは, エゴマの種に多く含まれ, 抗酸化作用が強い 「ルテオリン」 が予防に効くと考えたと言う.

先ず, 遺伝子操作で癌になり易くした 「老化ラット」 を作成し, NASH を引き起こす餌を 3 カ月間食べたラットと, この餌にルテオリンを加えたものを同じ期間食べたラットとを比較すると, ルテオリンを摂取した方は, NASH の進行が 20 - 30% 遅いと言う結果を得た.

また, 摂取していないラットに比べ, 癌化の可能性がある細胞が半分程度しかない事も判明したのである.

名古屋市立大の内木 綾助教は 「エゴマ油などルテオリンを含む食品を日常的に摂取する事が, 予防に役立つ可能性がある」 とコメントしている.

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