(2397) 肺細胞, 這う様な動き, 癌転移と関連?2016/09/18 02:34

肺の気管支の表面にある細胞が, 這う様に動いて特定の場所に集まる様子の撮影に, 理化学研究所多細胞システム形成研究センター (神戸市) のチームがマウスで成功している.

この細胞は, 神経内分泌細胞 (NE 細胞) で, 肺の酸素濃度を検知するセンサーの様な働きをする他, 癌化すると, 転移し易い小細胞肺癌になるとされている.

森本 充チームリーダーは 「転移のし易さは, NE 細胞が動く力を持つ事と関係するかも知れず, 治療法開発に繋がる可能性がある」 とコメントしている.

チームによると, NE 細胞は, 気管支が幾つも枝分れしている付け根の表面に, "塊" となって存在している.

チームは, 遺伝子を操作して NE 細胞が蛍光色に光るマウスの胎児を作製し, 肺を取り出して培養しながら, 組織の深い部分まで鮮明に撮影出来る特殊な顕微鏡で観察を行っている.

その結果, NE 細胞が, 他の細胞の間を縫う様に付け根の部分に集まる様子を捉える事が出来たもの.

移動速度は 1 時間で約 10 マイクロメートルだったと言う.

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