(2426) 母の腸内菌, 子の脳に影響2016/10/17 02:26

母マウスの腸内細菌の減少やバランスの変化が, 子マウスの脳の発達に影響を与える可能性がある, との興味ある研究結果を, 福井大 「子どものこころの発達研究センター」 のチームが発表している.

腸内には, 「腸内フローラ」 と称する, 多くの細菌が定着し, 栄養素の合成など様々な機能を持っている.

センターの栃谷 史郎特命助教は 「母体や子の腸内細菌の状態を良くする事で, 子の脳の健全な発達を促し, 発達障害の一部の症状を予防出来るかも知れない」 とコメントしている.

研究では, 腸内細菌の増殖を抑える抗生剤を妊娠 9 - 16 日目にかけて母マウスに投与, このマウスから生まれて 4 週の子の行動を調べると, 正常な母マウスから生まれた子より, 夜間の活動量が少ないなどの異常が確認されている.

一方, 正常な母マウスから生まれた子を, 生後直ぐに抗生剤を投与した母マウスに預けると, 行動に同様の異常が見られたと言う.

本日のカット写真提供 : 下平 宏 氏 (鷹を警戒するキビタキ雄)

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