(2548) iPS 肝硬変治療2017/02/16 02:38

坂井田 功教授は京都大学の戸口田 淳也教授と共同で, ヒトの iPS 細胞から様々な細胞へ育つ幹細胞を作り, 肝硬変を治療する実験にマウスで成功している.

幹細胞を血管に注射すると肝臓に止まり, 肝臓の細胞が壊れて出る酵素の血中濃度が減るなどの効果を確認している.

注射した細胞が肝臓の細胞の炎症を抑える物質を出した可能性があると言う.

肝硬変の治療法の確立に繋げたい考えとの由である.

実験では, ヒト iPS 細胞から作った間葉系幹細胞を 1 週間おきに 100 万個ずつ 3 回, 肝硬変を起したマウスの尾の静脈へ注射した.

間葉系幹細胞を使う再生医療は肝臓病を患った患者向けに試みられているが, 患者の細胞は加齢や服薬などで品質が低下する課題を抱えていたとの由.

iPS 細胞から作る細胞は高い治療効果が期待出来る.

京大が予め備蓄する iPS 細胞を使えば, 急性の肝炎などの患者にも対応出来る様だ.

Have a nice day!
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