(2628) 老化抑制物質, 人で臨床研究2017/05/07 03:22

慶応大の発表によると, 高齢化によって増える様々な病気の予防に役立てる為, 老化に伴う症状を抑える効果がマウスで見られた物質を人間に投与する臨床研究を開始している.

健康な人を対象に, 先ず安全性を確認するのが狙いの様だ.

伊藤 裕教授 (内分泌代謝学) は 「安全性が確認出来れば, 将来, 具体的な効果を調べたい」 とコメントしている.

投与するのは 「ニコチンアミド・モノヌクレオチド (NMN)」.

人間や動物の体内に元々存在しており, 長寿遺伝子として知られる 「サーチュイン」 の働きを強める化合物の材料となる物質であると言う.

マウスに投与した実験では, 様々な臓器で化合物の量が増え, 血糖値の上昇が抑えられるなど, 老化により臓器の働きが衰えるのを抑える効果が確認出来た様だ.

将来, 不老長寿の薬が開発されるのだろうか?

不老長寿までは望むべくもないとしても, せめて, 認知症の発症を抑制出来る治療法の開発に繋がって欲しいものである.

Have a nice weekend!
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