(2629) アルコールやギャンブル依存症再発防止, 自治体で広がり2017/05/08 02:03

日経の報ずる処によると,, 地方自治体でギャンブルやアルコール依存症の再発防止プログラムの導入が広がっている.

2017 年 1 月末で 30 自治体と, 5 年前の 4 倍近くに増えている.

依存症患者の社会復帰を助ける受け皿が不足している為で, 行政が自ら手掛けて普及を促す.

カジノの国内誘致が今後進む事も拍車を懸けていると言う.

依存症の再発防止プログラムは患者が車座になって悩みを打ち明ける仕組みで, 国内では国立精神・神経医療研究センターの松本 俊彦・薬物依存研究部長が 06 年に開発したもの.

自治体はこれをもとに地域に合わせたプログラムの導入を開始している.

カジノ誘致の候補地である横浜市は 6 月にも, ギャンブルも対象に加えた 「横浜型プログラム」 を始めると言う.

同市こころの健康相談センターで 3 カ月に 1 回程度開く計画との由.

新潟県・市はアルコール依存症も視野に入れた月 1 回程度のプログラムの 17 年度中の導入を検討している.

酒所でもありアルコールを原因とした自殺などの問題を防ぐ手立てとする.

奈良県は 17 年度, 薬物依存症対策としてプログラムを本格的に始める.

16 年 6 月に, 薬物依存者などの懲役を一部猶予して社会の中で更生させる 「刑の一部執行猶予制度」 が始まった事もあり, 導入を急ぐと言う.

病院やクリニックを含めた導入機関は 17 年 1 月末で 81. 5 年前の 2.5 倍に増えているが, ギャンブル依存症だけでも 500 万人以上と言われる依存症患者を受け入れるには十分ではない状況の様だ.

物事には総てプラスとマイナスとがある.

1 強の安倍サンはカジノ導入を決めたけれど, 本来, 勤勉である日本人の資質が堕落させられる要因の方が大きい様な気がするのだが...

Have a nice day!
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