(2642) 狙った遺伝子を操作, 「ゲノム編集」 新手法2017/05/21 02:48

神戸大学の西田 敬二特命准教授や近藤 昭彦教授らは, 狙った遺伝子を効率よく操作出来る技術を開発している.

DNA を切断せずに済む為, 想定外の遺伝子改変が起きたり, 細胞が死んだりし難く, 効率が上がると言う.

農産物の品種改良の効率化に繋がる他, 将来は, 先天的な難病の遺伝子治療に役立つと見ている様だ.

新技術は最先端の遺伝子操作法の 「ゲノム編集」 の一種で, 東京大学などと共同開発したものである.

現在のゲノム編集は DNA を狙った部位で切り, 特定の遺伝子を組み込む.

けれども, 遺伝子を操作しようとした細胞に負担が懸かって死ぬなどの問題があったと言う.

新技術は, 操作したい部分に酵素を付け, DNA を構成する物質に化学変化を起こす事で改変するらしい.

培養したハムスターの細胞を使って試した処, 略 100% 狙った通りに改変出来たと言う.

Have a nice weekend!
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