(2727) 睡眠・覚醒制御の遺伝子2017/08/14 02:43

筑波大学の船戸 弘正教授と柳沢 正史教授らは, 睡眠と覚醒を制御する 2 つの遺伝子を発見している.

長い時間眠り続けると言った異常があるマウスを調べ, その働きを特定したのである.

睡眠の仕組みの解明に役立つ他, 睡眠障害の治療法開発にも繋がると期待されている.

人は 1 日の約 3 分の 1 は眠っており, 健康や記憶などに影響するが, その仕組みや役割には不明な点が多い.

米テキサス大学や東邦大学, 名古屋市立大学などとの研究成果である.

哺乳類などは通常, 浅い眠りのレム睡眠と, より深い眠りのノンレム睡眠を交互に繰り返す.

研究グループは人為的に遺伝子変異を起こしたマウスを約 8000 匹作製し, 睡眠時間が長いグループと, レム睡眠の時間が短いグループとに分けて遺伝子を詳しく調べている.

睡眠が長いマウスは 「Sik 3」, レム睡眠が短いマウスは 「Nalcn」 という遺伝子にそれぞれ異常が確認された.

Sik 3 はノンレム睡眠の必要量の決定, Nalcn はレム睡眠の終りに関わるとみている.

また, ショウジョウバエと線虫でも Sik 3 が睡眠を制御している事が判ったと言う.

Have a nice day!
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