(2798) 子供の卵アレルギー発症, 微量摂取で抑制2017/10/04 02:08

国立成育医療研究センターなどは, 乳児が生後 6カ月から微量の固ゆで卵を食べ続ける事で, 1 歳時点で卵アレルギーの発症を 8 割減らせるとの研究結果を発表している.

アレルギーの原因となる食品は離乳早期の摂取を避けるべきだとの考え方が強いが, それを覆す内容となっている.

同センターの大矢 幸弘医長は 「卵の加熱が不十分だと危ない. 必ず専門医に相談して欲しい」 とコメントしている.

研究チームは生後 4 カ月までにアトピー性皮膚炎を発症し, 食物アレルギーを起こし易い乳児を対象に試験をした.

このうち 60 人は生後 6 カ月から固ゆで卵の粉末 50 ミリグラム (ゆで卵 0.2 グラムに相当) を毎日摂取し, 9 カ月以降は 250 ミリグラムに増やした.

別の 61 人にはカボチャの粉末を生後 6 カ月から毎日食べさせた.

1 歳時点で卵アレルギーを発症したのは卵の粉末摂取グループが 8% だったのに対し, カボチャのグループは 38%.

卵を食べた方が発症率が 8 割下がる結果となったと言う.

研究チームは少量を食べ続ける事で体が慣れ, 免疫の反応を抑えられたとみている.

子供の食物アレルギーの中で最も多いのが卵アレルギーである.

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