(2805) 甲虫の顎と栄養, 関与の仕組み解明2017/10/11 02:40

東京大学の太田 邦史教授らは, クワガタの大顎の様な甲虫が持つ 「武器」 の大きさが, 幼虫の時の栄養状態によって変る仕組みを突き止めている.

環境によって遺伝子の働きが変る 「エピゲノム」 と呼ぶ現象が起きた事を確認したのである.

同じ DNA を持つ幼虫でも栄養状態が良いと大顎が大きくなり, 悪いと小さくなる事は知られていたが, 仕組みは未解明だったと言う.

体長 5 ミリメートル程で大きな顎を持つ甲虫のオオツノコクヌストモドキを使い, エピゲノムに関係する遺伝子の働きを一つずつ調べている.

エピゲノムのスイッチ役となる 「ヒストン脱アセチル化酵素 (HDAC)」 が大顎の大きさを決める遺伝子の働きを制御している事が判明した.

薬剤で HDAC を制御すれば, 大顎が極端に大きいクワガタを育てられる可能性もあると言う.

本日のカット写真提供 : 下平 宏氏 (コスモスにカワラヒワ)

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