(2841) オートファジーが昆虫の変態に関与2017/11/16 02:43

東北大学の福田 光則教授や藤田 尚信助教らは, 昆虫がサナギの間に姿や形を大きく変える 「変態」 と呼ぶ現象に, オートファジー (自食作用) が関わっている事を突き止めている.

サナギになったショウジョウバエを使い, 筋肉の細胞にあるオートファジー関連遺伝子の働きを止めると, 正常な細胞が出来なくなり, 羽化できずに死んだのである.

東京大学や米カリフォルニア大学サンディエゴ校との成果と言う.

研究グループはショウジョウバエを詳しく観察し, サナギの時に筋肉の細胞が一旦壊れた後に作り直される事を発見している.

「Rab 2 (ラブ 2)」 と言う遺伝子を働かなくすると, 内部にオートファゴソームと呼ぶ特殊な袋が多数出来, 細胞は正しく機能しなくなった.

このラブ 2 遺伝子は哺乳類にも存在すると言う.

藤田助教は 「筋細胞が壊れた後に, どの様に作り直されるのか, 詳しい仕組みを明らかにしたい」 と話している.

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