(3019) 骨作る仕組み解明2018/05/13 02:49

京都大学の森 和俊教授の研究グループは, 骨を作る役割を果す, 蛋白質の詳しい働き方を突き止めたと発表している.

細胞の中で蛋白質の品質管理をする組織 「小胞体」 の中で働いており, 骨などを作るのに必要な物質を細胞外に運んでいた.

先天的な骨の異常などの病気の治療に役立つ可能性があると言う.

森教授らが目を付けた蛋白質 「BBF2H7」 は, 脊椎動物では骨などの器官を作るのに欠かせない物質.

メダカを使った実験で働き方を調べている.

小胞体にある BBF2H7 を働かなくしたメダカを観察した処, 尾が短く, 短命だったため, その原因を調査した.

その結果, BBF2H7 が器官の形成に必要な大きな物質を細胞外に運ぶために乗り物の様なものを作っている事が判明したと言う.

森教授は分子生物学の第一人者で, これまでに小胞体が細胞内の不良品を見付けて分解する仕組みを解明するなどの研究成果を上げている.

2014 年にはノーベル賞の登竜門と呼ばれる米国の医学賞 「ラスカー賞」 を受賞している.

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