(3020) 癌化リスクの iPS 除く薬剤2018/05/14 02:36

京都大学の斉藤 博英教授らは, iPS 細胞の中から, 癌になる恐れのある不要な細胞を約 2 時間で除去出来る薬剤を開発したと発表している.

iPS 細胞を移植治療に使う再生医療の安全性を高められる.

iPS 細胞から神経や心筋などの細胞を作って人に移植する場合, 変化しないまま残った iPS 細胞は癌などの腫瘍になるリスクがある.

現在は高額な機械を使って取り除く必要があり, より簡単で安価な手法が求められていたのである.

iPS 細胞の今後の普及に, 一層の拍車が懸かるに違いない.

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