(3155) 胎児の体内時計 解明2018/09/26 02:44

胎児の体内時計は受精から約 13 - 15 日目で働く...

京都府立医大の八木田 和弘教授 (環境生理学) らのチームが, マウスや iPS 細胞を使った実験で, 体内時計が出来る時期やメカニズムを解明したと発表している.

チームによると, 時計が働かない時期の胎児は繊細で外部からのストレスに弱く, 八木田教授は 「成果が人に応用出来れば, 早産や流産を減らせる様な妊婦の過ごし方のヒントになる可能性がある」 とコメントしている.

研究では, 様々な時期のマウス胎児の細胞を取り出し, 体内時計のリズムを測定. 時計を司る蛋白質の有無を調べている.

すると, 受精から約 10 日目の細胞には特定のリズムはなく, 蛋白質も見付からなかったが, 約 17 日目のものでは両方を確認出来たと言う.

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