(3219) 鬱病リスク, 魚介で減少2018/11/29 02:33

国立がん研究センターなどのチームは, 「青魚などの魚介類をよく食べる人は鬱病のリスクが低下する」 との調査結果を発表している.

サバやサケなどの大きめの切り身などを毎日食べると良いと言う.

エイコサペンタエン酸 (EPA) などの脂肪酸が鬱病のリスクを下げたと見られる.

長野県佐久市に住む 40 - 59 歳の男女対象に 1990 年から追跡調査をした.

2014 - 15 年に精神科医の診療を受けた 1181 人を選び, 食生活のアンケートの結果をもとに, 魚介類の摂取量から 4 つのグループに分類した.

群毎の摂取量の中央値は 1 日 57 グラム, 84 グラム, 111 グラム, 153 グラムだった.

57 グラムの群に比べて 111 グラムの群は鬱病を発症するリスクが半分以下になった.

統計的に意味のある差は出なかったが, 他の群も最も少ない群よりリスクは下がった.

EPA やドコサペンタエン酸 (DPA) と言った n-3 系脂肪酸の摂取量を求めた処, 適度な量の群はリスクが下がった.

ただ, ある程度以上の量を摂取するとリスクが上がった.

国立がん研究センターの松岡 豊部長は 「魚を良く食べる人は, 野菜てんぷらや野菜炒めも食べがちだ. サラダ油などに含まれる不飽和脂肪酸が n-3 系脂肪酸の予防効果を打ち消したのではないか」 と推測している.

何はともあれ, EPA や DHA を多く含む青魚を摂取するのは健康に良いとされている.

Have a nice day!
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