(3229) iPS 細胞作製時, DNA の変化解明, 発生し易い場所特定2018/12/09 02:28

理化学研究所と量子科学技術研究開発機構, 大阪大学の研究チームは iPS 細胞を作る時に DNA の配列が変化し易い場所を明らかにしている.

遺伝子の働きが変って癌化などに関わる可能性がある DNA の変化は全体の 3% 以下と少ない事が判明した.

再生医療などに利用する iPS 細胞の安全性を, DNA の変化から効率よく調べるのに役立つ成果と言う.

iPS 細胞を皮膚や血液の細胞から作る際, DNA には 「SNP (一塩基多型)」 と呼ぶ僅かな変化が起こる.

DNA の変化は細胞の癌化などを起こす可能性もあり, 影響を詳しく調べておく必要がある.

理研の村川 泰裕マネージャーらは人の iPS 細胞 9 個を用い, DNA の全配列を解析した.

細胞毎に数百カ所の変化が生じ, 細胞 9 個で計 5448 個の変化が見付かった.

そのうち, 7 割を占める 3606 個の変化は遺伝子の働きに殆ど影響しない部位に集中し, 遺伝子の働きに関わる変化は 146 個以下だった.

村川マネージャーは 「DNA が変化しても過剰に心配する必要はない. 注意が必要な部位の変化を集中的に検査する事も可能になる」 と今後の展開を見据えている.

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