(3359) 脳に皺, 仕組み解明2019/04/18 02:23

金沢大学の河崎 洋志教授と松本 直之助教らは, 脳の表面に皺が形成される仕組みを突き止めている.

イタチの仲間であるフェレットを使って, 鍵を握る蛋白質を特定, その働きを確認したのである.

脳の機能や進化の解明だけでなく, 脳の皺が上手く形成できない事で発症する難病の治療にも役立てる事が出来ると言う.

脳の皺は思考や運動などを担う大脳皮質の表面積が増えて形成される.

神経細胞の基になる細胞が活発に分裂し, 神経細胞が大量に作られて盛り上がった結果, 皺が出来ると考えられている.

細胞の増殖を促す線維芽細胞増殖因子 (FGF) と言う物質について調べ, フェレットの脳の大脳皮質には, FGF を認識する蛋白質が多く存在する事を発見した.

この蛋白質の働きを抑えると, 脳の皺が出来なかった他, 神経細胞や神経細胞の基になる細胞が減少したと言う.

予てから, 脳の皺が多い程 「頭が良い」 と言われて来たが, 脳の働きのメカニズム解明の突破口にして欲しいものである.

Have a nice day!
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