(3464) 大麻経験, 推計 133 万人, シンナーを超え薬物で最多2019/08/01 02:22

大麻を使用した経験がある人の割合は 1.4% で, 15 - 64 歳の人口に換算すると推計 133 万 1765 人に上る事が, この程, 国立精神・神経医療研究センターによる全国調査で判明している.

シンナーを含む有機溶剤を初めて上回り, 乱用薬物では最多となったが, 規制が強化された危険ドラッグから移行する流れがあるとみられると言う.

若年層に大麻の使用を容認する考えが広がり, 有機溶剤や危険ドラッグが減少. 一方で大麻は前回調査から 0.4 ポイント (約 38 万人) 増と伸びが際立っていた.

成分を濃縮した大麻ワックスも押収されており, 厚生労働省の麻薬取締部は取り締まりを強化している.

音楽イベントの参加者が摘発されたケースもあり, 警察による大麻事件の摘発者も昨年 3 千人を突破している.

薬物乱用の全国調査は 1995 年から隔年で実施されている.

今回は昨年 9 - 10 月, 15 - 64 歳の 5 千人を対象に調査票を配布し, 2899 人から有効回答を集めた.

回答率を人口比などに反映させ経験者数を推計したが, 使用経験は自己申告の為, 実際の経験者は更に多い可能性がある.

調査結果によると, 経験者の割合では, 前回から 0.4 ポイント減の有機溶剤 (1.1%) が 2 番目に多く, 前回から横這いの覚醒剤 (0.5%) が続いている.

大麻使用を誘われた事があると答えた人の割合は前回から 0.9 ポイント増の 2.9% と, 覚醒剤や危険ドラッグの 3 倍に相当.

20 代や 30 代では 3% を超える人が誘われた経験があると回答していると言う.

大麻の使用を 「少しなら構わない」 「個人の自由」 と回答した人は 10 - 30 代で 2.3 - 5.0% で, 40 - 60 代を大きく上回っている.

調査を担当した同センター精神保健研究所の嶋根 卓也研究室長は 「若年層への浸透は想像以上. この世代への乱用拡大が懸念される」 と分析している.

使用経験を地域別にみると, 1.9% の関東, 1.6% の近畿, ともに 1.4% の北陸 (新潟, 富山, 石川, 福井) と北九州 (福岡, 佐賀, 長崎, 大分) の順番だった.

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