(3542) パーキンソン病の薬候補発見, iPS 細胞で効果確認2019/10/18 01:45

慶応義塾大学の岡野 栄之教授らとエーザイの研究グループは, 遺伝性パーキンソン病の治療薬に繋がる候補物質を発見している.

患者の iPS 細胞から作った神経細胞で効果を確認している.

既に高血圧の治療薬として使われている物質である事から, 実用化し易いと言う.

パーキンソン病は手足などが震え, 動き難くなる神経の病気である.

ドーパミンと言う物質を出す脳の神経細胞が壊れて発症するとされているが, 今の処, 根治は難しい.

チームは, 先ず PARK 2 と言う遺伝子が変異して病気を発症した患者の iPS 細胞から神経細胞を作製. 約 1200 種類の既存薬で調べた.

その結果, 高血圧の薬として使われる 「ベニジピン」 と言う物質が, 最も神経細胞が壊れ難かった.

また, 別の遺伝子が変異している患者の細胞でも効果がみられた.

調べると, 患者の神経細胞にはカルシウムが取り込まれ過ぎていると判明.

ベニジピンはカルシウムが取り込まれ過ぎるのを抑え, 細胞を壊れ難くしているとみられる.

チームは患者の脳内に近い試料でも調べる予定で, 効果が得られれば治療薬として実用化を目指すと言う.

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