(3586) 新薬の心臓への副作用, iPSで把握2019/12/01 02:55

東京大学の染谷 隆夫教授らは iPS 細胞を使って, 薬が心臓に与える副作用を見極める技術を開発している.

心筋のシートを作って網目状の電極を貼り付け, 投薬した際の電気信号を測れば, 不整脈などの副作用が判ると言う.

新薬開発で副作用を調べる手間を減らせるとみており, 3 年後の実用化を目指している由.

新薬の開発では, 動物実験では問題がなくても, 人で副作用が見付かって開発が中止になるケースがある.

問題となる副作用の一つが不整脈であるが, 心臓の薬だけでなく, 体の様々な症状に効く薬でも問題となっている.

研究グループは iPS 細胞を心筋に育て, シート状に加工し, そこに柔らかい素材の薄い電極を貼り付けた.

拍動させながら投薬し, 電気信号を測定するのだが, 投与していない時と比較する事で, 心臓への影響が判る.

然し, 電極が硬いと心筋の動きが妨げられてしまう問題があった.

拍動を速める薬で試した処, 4 日間測定が可能で, 副作用を把握するのに使える事が確認出来たと言う.

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