(3588) 見付け難い癌, 血液・尿で早期発見2019/12/03 02:35

早期発見が難しい膵臓癌や腎臓癌を, 血液や尿で調べる技術開発が相次いでいる.

千葉県がんセンターは尿から膵臓癌の目印を見付ける技術を開発した.

また, 大阪大学は血液中の 4 種類の物質をもとに, 85% の精度で患者を見分ける手法を開発した.

一方, がん研究会などは腎臓癌の検査の目印を発見している.

それぞれ健康診断などの簡易検査で実用化出来れば, 早期治療や生存率向上に繋げる事が出来る.

膵臓癌は発見し難く, 6 割以上の 5 年生存率を見込める 「ステージ 1」 などの早期に見付かる患者は 1 割と言う報告がある.

腎臓癌も血液検査での目印がなく, 8 割が別目的の検査で見付かっており, 癌が大きくならないと自覚症状が出て来ない.

磁気共鳴画像装置 (MRI) など高価な装置で調べる方法もあるが, 利用が限られ, 安く簡便な検査法が求められている.

千葉県がんセンター外科の星野 敢主任医長と石毛 文隆医長は, 癌から尿へ出る RNA (リボ核酸) の一種を目印に, 膵臓癌を見付ける技術を開発したと言う.

13 人の患者と健康な 30 人を対象にした実験では, 7 割強の精度で患者を見分ける事が出来たとの事.

実用化には 9 割の精度が必要とみており, 複数の目印を組み合わせるなどの改良をする. 企業に働き掛けて実用化を目指している.

一方, 大阪大学の土岐 祐一郎教授と秋田 裕史助教は, 血液中の 4 種類の脂質から膵臓癌を調べる手法を開発した.

116 人の患者と 138 人の健康な人で試すと, 患者を見分ける精度は 85% だったと言う.

秋田助教は 「精度は有望な水準にある. より多くの症例で確かめたい」 とコメントしている.

また, がん研究会の植田 幸嗣プロジェクトリーダーと大阪大学は, 癌が血液中へ出す微粒子に着目.

その表面にある分子の 「AZU 1」 を目印に, 腎臓癌を見付ける手法を作ったと言う.

初期の癌の患者でも半数以上を検出出来た由.

東ソーが診断装置を作製しており, 1 - 2 年後の臨床試験 (治験) を目指している.

なお, 血液や尿から癌を早期に見付ける検査技術の開発には, 島津製作所や日立製作所などの企業が積極的に取り組んでいる.

然し, これまでの処, 乳癌や大腸癌など, 患者数が多い癌が中心だ. 

けれども, 患者趨の比較的少ない癌にも何れ適用出来る様になるであろう.

Have a nice day!
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