(3757) 体温に反応して心臓の収縮が変化2020/02/11 02:21

早稲田大学は, 量子科学技術研究開発機構などとの共同研究で, 心臓の収縮度合いが, 体温に反応して変化する事を突き止めている.

蛋白質の変異で起こる心筋症などの治療に役立てる事が出来ると言う.

筋肉の細胞は, 細胞内のカルシウムイオンの濃度が高まる事で, 特定の蛋白質が働き, 収縮する.

一方, 急に加熱された時, カルシウムイオン濃度が高まらなくても収縮する事も知られていたが, 理由は分っていない.

チームは, ウシやブタの心筋の成分から 4 種類の蛋白質を使い, 加熱によって筋肉が収縮する様子を再現した.

赤外線レーザーを 1 カ所に当てて試料を加熱. 25 度から体温に近い 37 度まで温めると, 収縮を示す運動が起こった.

なお, 収縮運動は, 温度の高い場所にある試料ほど活発だったと言う.

心筋症の中には, 蛋白質の変異でカルシウムイオンの反応が悪い種類があり, チームは治療法開発に役立つとみている由.

本日のカット写真提供 : 下平 宏氏 (可愛いエナガ)

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