(3798) 生活保護世帯の子ども, アレルギー・歯の病気 10 倍2020/03/23 01:33

生活保護受給世帯では, アレルギーや歯の病気がある子どもの割合が一般世帯の 10 倍以上にもなるとの研究結果を, 東京大の近藤 尚己准教授 (社会疫学) らのチームが発表している.

特に, ひとり親世帯で病気がある子の割合が大きかった.

生活上のストレスやハウスダストなどの居住環境の他, 「対処の仕方を教えてくれたり, 助けてくれたりする人が周囲にいない」 という孤立状況も背景にあると言う.

国や自治体は 2021 年から受給者への健康管理支援事業を始めるが, 人の生活習慣病対策が中心であり, 子どもにも有効な支援が確実に届く仕組みが求められる訳だ.

分析の対象は, 2 つの自治体で 16 年に生活保護を受給していた世帯の 15 歳以下の男女 573 人.

厚生労働省の国民生活基礎調査を基に同年代の全体状況も調べ比較した.

受給世帯で喘息に罹っていた子は, 年齢, 性別が違っても 20 - 31% と多く, 一般の子に比べ何れも 10 倍以上.

虫歯や歯肉炎など歯の病気, アレルギー性鼻炎も 10 倍以上の差があった.

格差が比較的小さいアトピー性皮膚炎でも 5 倍程度の開きが見られた.

また受給世帯の中でも, ひとり親世帯の子は, ひとり親でない世帯の子に比べアトピーが 4 倍, 歯の病気が 2 倍などで, 健康状態が悪かった.

経済的な困窮に加え, 「ワンオペ育児」 と呼ばれる孤独な育児の困難も影響したとみられ, 近藤准教授は 「子育ての面などで追加的な支援をする事で, 子どもの健康を改善出来る可能性がある」 と指摘している.

本日のカット写真提供 : 下平 宏氏 (アトリ)

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